最高同期回転16,000rpm、最小モジュール0.04 mmのマイクロギヤの専用機AF100。従来機より剛性とクランプ力を高めたAF110がJIMTOF2014で本邦初公開されます。AF110は小型機の精密さと大型機並みのクランプ力1200Nを併せ持ち、モジュール1mmに対応します。精密ギヤの焼入れ材のスカイビング加工、遊星ギヤボックスで利用されるスチール製クラウニング付きヘリカルギヤに適しています。
          クラウニング付きヘリカルギヤ、ヘリカル10度、M=0.55、Z=48
          材質: 炭素鋼S45C、HRC60
          加工: スカイビング
          時間: 150秒
          シャフト付きギヤ M=0.75、Z=8
          材質: 炭素鋼S45C、HRC60
          加工: スカイビング
          時間: 35秒
          クラウニング付きヘリカルギヤ、ヘリカル20度、M=0.3、Z=48
          材質: アルミニウムクロムモリブデン鋼SACM645、HRC30
          時間: 110秒

■ 欧州造幣局の金型にも利用されている精密電解加工機
精密、バリなし、電極消耗なしのペムテックの加工が欧州造幣局で利用されています。焼入れ材を加工することで、大幅にリードタイムを短縮した事例を紹介します。
ワークの構造を変えずに、精密、バリなし、電極消耗なしのペムテックの加工が欧州造幣局で利用されています。
これまでの金型製造工程では切削加工後に焼入れをしていましたが、焼入れで生じる変形は金型形状精度を劣化させていました。ワーク硬度に依存しない精密電解加工では焼入れ後のワーク上に精密転写加工をします。欧州造幣局の金型のリードタイム2日間を約6分に劇的に短縮したペムテックの電解加工機です。
実機をJIMTOF2014に出展予定です。

6分37秒

5分24秒

好評を頂いておりますパナソニックファクトリーソリューションズ社製スクリーン印刷機SPGのハンダ検査機能について紹介します。 1. 対象設備と設備品番について
対象設備: SPG(設備品番:NM-EJP6A)
2. ハンダ検査機能のご紹介
実装工程における不良原因の6割～7割がハンダ印刷に起因すると一般的に言われています。
そのため、ハンダ印刷後の検査においては、数値測定をすることで品質の見える化が求められております。更に万が一の不良発生時では、原因特定の手段として益々その重要性が増しております。
ご紹介するスクリーン印刷機SPGは、こうしたご要望に1台で応えるものです。
■ Light版(標準装備)
「生産機種が多いが検査はしたい。」「マスクデータ(ガーバーデータ)の入手が出来ない。」というお客様でもスクリーンマスク現品から検査します。
■ Pro版(オプション)
「マスクデータ(ガーバーデータ)を駆使して本格的な検査を印刷機でしたい。」というお客様には、オプションのPro版がお勧めです。Light版の機能を前提にガーバーデータから最大30000点の検査ポイントまで対応します。
SPGは検査機能を持ちながら高い生産性をも有し、印刷工程がラインのボトルネックとなることはございません。
その他、皆様のテーマに新印刷機ＳＰＧはベストソリューションをご提供します。
詳細は、各営業担当窓口までご連絡をお願いします。

JIMTOFに出展するロロマティック主力機の1つGrindSmart 628XWによるねじ切り工具のアプリケーションの紹介です。

超硬ねじ切りエンドミル φ16 mm 加工時間: 22分25秒

「プログラムリストからの編集機能」
測定プログラムの編集を行う機能として、プログラムリストから編集ができます。
従来モデルでは、規格値、公差などの入力忘れ、漏れがあった場合、二次形状画面(※1)より対象となるモデル形状を選択し、編集を行う必要がありましたが、最新のMeasureMindではモデル形状から編集を行うことはもちろん、プログラムリスト(※2)より編集が可能になりました。これにより、二次形状画面に表示されないピッチ(※3)などの編集がスムーズになります。
MeasureMindが表示できるリストは3種類あり、このうち標準書式、拡張書式にて編集を行うことができます。
※リスト表示は測定プログラムを開いている状態でファイル/リストに表示されます。
(※1)二次形状画面とはMeasureMindにて測定した形状がモデル図として表示される画面のことです。二次形状画面に表示されている形状を使用することで幅、角度などの演算処理を行います。
(※2)MeasureMindでは基本的にプログラムリスト(測定プログラムの順番)は常に表示はしていません。形状を測定する、演算指示などの作業を行うことで測定プログラムが自動的に作られていきます。測定の流れ(順番)を把握する時に便利な機能です。
プログラムリストは三種類あります。
簡易書式 ・・・ プログラムの順番、測定結果の表示
標準書式 ・・・ 簡易書式の内容に加え、規格値、公差などの情報を表示
拡張書式 ・・・ 標準書式の内容に、ズームレンズの段階、使用照明の種類など詳細情報も表示
(※3)ピッチは形状ではなく距離のため、表示する座標がありません。 (※4)MeasureMindの測定結果の出力の種類には、測定結果を紙に印刷する印刷設定、テキストファイルで保存をする統計設定の2種類があります。測定結果を出力するためにはどちらかにチェックをつける必要があり、その設定がこちらでもできます。
なお、r,e（レポート、出力）に関しては日本では使用していない機能のため、チェックは入れないでください。
上記機能は、ご使用中のMeasureMindソフトウェアのバージョン及び設定により機能します。
詳細につきましては、当社 計測サポートセンターへお問い合わせください。