YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
■製品ニュース
トラウプ社 トラウプ社(インデックスグループ)
スイス式主軸移動と主軸固定を可能にする複合加工機
トラウプTNL32はスイス式主軸移動と主軸固定を可能にする複合加工機です。ゆとりのある機械設計が機械剛性とパワフルな加工をもたらし、難削材の加工、医療部品の加工現場で多く利用されています。
■製品ニュース
インデックス社 名古屋電機工業
SMT工程の監視役
SMT工程は「ハンダ印刷」「部品実装」「リフロー」の3工程から成り、品質管理のため各工程で検査されます。これらの検査情報を有効に活用して品質、歩留、設備のメンテナンスの改善を図るシステムを名古屋電機工業が提案しています。ハンダ印刷の検査SPI、リフロー前後の検査AOIがあり、今回はSPIを紹介します。
ハンダ印刷装置で基板上に印刷されたハンダの検査機「SPI」
・2D+3D+レーザーにて、基板上に印刷されたハンダの「位置」「面積」「体積」「高さ」を検査します。
・ハンダの検査内容に合わせて2D、3Dレーザーの使い分け、場合によっては併用する事で正確性を高めます。
・オプションで前工程の印刷機に「フィードバック」で、ハンダの供給品質(位置・量)の改善が可能で、併せて後工程の
    マウンターへ印刷状態を「フィードフォワード」を自動で行い不良を削減します。
ハンダの検査機「SPI」
■製品ニュース
ロロマティック社 ロロマティック社
ロロマティック社新工場
EMOミラノツアーで、ロロマティック社の新工場訪問の記事が機械新聞に掲載されました。スイスの精密時計の流れをくみながら、日本の品質を満たす製品をつくることが同社の成長へと結びついています。
機械新聞記事 PDF[ 1984KB ]
■OGP耳寄り情報
QVI社 OGP/QVI社
最新ソフトMM3Dで自由形状をレーザースキャン
レーザーの新しいスキャン方法をご紹介します。これまでは、「直線・円・円弧・長方形」と決まった形状のレーザー測定でしたが、最新のMM3Dバージョンでは自由形状のスキャンができるようになりました。円や長方形に定義できない形状をレーザーでトレースします。
【手順】
1. エッジトレース等でスキャンしたい形状をカメラにて取得する。
2. レーザスキャンの参照ステップを選択
3. トレースしたい形状のステップ番号を参照ステップ欄に入力
    (この際、オフセットしてスキャンさせる場合はTrajectory offset欄にオフセット値を入力します。)
これにより決まった形状ではなく様々な形状のスキャンが可能となります。
【スキャン例】
外側の白いラインが製品の輪郭で、内側の緑色のラインがレーザー1回のトレースで製品の輪郭より0.5㎜内側をスキャンしました。
■展示会情報
Factory Solution Conference 2015

Factory Solution Conference 2015
「Factory Solution Conference 2015」ご来場のお礼
2015年10月28日(水)~30日(金)にかけて、東京流通センターで開催された電子部品実装システムの展示会は、国内外からの多くの来場者で賑わいました。
「お客様が直面している問題を解決する場」と位置付け、今回ご来場いただいたお客様からの貴重なご意見、ご提案を賜りましたこと感謝いたします。
会場では、材料・基板・実装・組み立て工程・工場全体の自動化省人化に至る生産現場の課題に対するトータルソリューションを紹介しました。今後も皆様の声に応えるべく活動し、来場が適わなかったお客様にも適宜最新情報を配信して参ります。
YKTの歴史
~ VonAppen&Rudolf商会との決別とサプライヤーの半減 ~
国産工作機械の高まる競争力の中、共倒れではなく、商流を簡素化することを決断します。VonAppen&Rudolf商会と山本機械通商は協議を重ねた結果、1977年にドイツの工作機械メーカーに輸出商社と輸入商社の1つを選ぶことを共同書面として申し入れることになりました。輸出商社であったVonAppen&Rudolf商会は機械メーカーの直接的な販売先であると共に主な窓口でした。山本機械通商に勝算は少なく、遠く離れた極東にある日本の輸入商社を選択するドイツのメーカーは限られていました。山本機械通商を支えてきた販売の主力となっていたHeller、Carl Hurthなどの機械メーカーはシッパーであるVonAppen&Rudolf商会を選択することになります。当社は流通が途絶えた世界大戦では、精密工具製造をすることで乗り越えましたが、次なる危機は主力商品の販売権の喪失でした。袂を分けたVonAppen&Rudolf商会はその後、ルードルフ商会と改称し日本に現地法人を設立しましたが、1994年に日本における機械販売から撤退しました。
山本機械通商を選択したメーカー
Indexインデックス社 自動盤
Boehringerベーリンガー社 クランクシャフト旋盤
Walterワルター社 工具研削盤
Karl Jungカール ユング社 平面研削盤
Jung Gaubユング ガウプ社 内面研削盤
Kadiaカディア社 ホーニング盤

インデックス社製ターレット自動盤
VonAppen&Rudolf商会を選択したメーカー
Hellerヘラ―社 フライス盤
Hegenscheidtヘーゲンシャイト社 鉄道車輪旋盤
Carl Hurth(後のGleason Hurth)カール フルト社 歯車シェービング盤
Maschinenfabrik Diedesheimエムエフディ社 マルチステーション専用機
Naxos Unionナクサスユニオン社 円筒研削盤

気まぐれですがつづく。
こぼれ話
~ スイスならではのビニエッテをご紹介 ~
スイスの高速道路は日本のように料金所がなく、車のフロンドドアにビニエッテと呼ばれるステッカを貼る料金徴収システムです。ドイツから乗り入れる場合、国境近くのガソリンスタンドでビニエッテを約5000円(CHF 40)で買って、このシールを車に貼ることで、1年間に渡り、スイスの高速道路が乗り放題になります。遠目でもステッカが分かるように、年ごとに色が異なり、今年は黄色のビニエッテです。一度貼ってから剥がすとステッカが破れる仕組みになっていて、張替えができないようになっています。買い忘れのドライバーのために2015年のビニエッテは2016年1月まで利用できますが、それ以降は約13000円(CHF100)の罰金が発生し、ビニエッテも買わなくてはいけません。この料金は、日本と比べるととても割安ですが、2013年に5000円から13000円にするという連邦法の改訂がされました。有権者約500万人のスイスでは10万人の署名が集まると、国民投票をすることができます。この連邦法の改訂は国民投票で否決され、今もこのビニエッテは5000円で買う事ができます。スイスでは国民の直接投票によって、民意が政策に反映される仕組みがあります。

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