■新製品情報
デーゲン社シングルツールの高速ホーニングでリードタイムの短縮
通常ホーニングはいくつものツールを経て加工されますが、デーゲン社製高速ホーニングはシングルホーニングツールで粗から仕上げまで行い、処理時間を大幅に削減します。
今回はホーニングツールD46 一本で僅か12秒でオイルポンプ部品をホーニング処理する事例を紹介します。
オイルポンプ部品 焼結材料Ø 10 x L 18mm 取り代 φ105µm
| 内径公差 | +/- 2 µm Cmk 1,67 |
| 真円度 | < 2 µm Cmk 1,67 |
| 円筒度 | < 3 µm Cmk 1,67 |
| 直角度 | < 15 µm Cmk 1,67 |
| 面粗さ | < Rz 4 µm Cmk 1,67 |
| ホーニングツール | D 46 一本 |
| サイクルタイム(部品から部品) | 12 秒 |
■製品ニュース
ロロマティック社砥石自動交換式汎用工具研削盤629XWのリーマの研削事例
砥石自動交換式汎用工具研削盤629XWのリーマの研削事例を紹介します。
サイクルタイム 16分
超硬リーマシャンク径 φ10mm
■製品ニュース
ケレンベルガ社複合円筒研削盤ケレンベルガで非円筒ワークの精密加工の事例
複合円筒研削盤ケレンベルガのアプリケーションを紹介します。同機は円筒研削盤でありながら、円筒、ネジ研、非円筒、そしてジグ研削の機能が付加できます。今回は非円筒ワークのアプリケーションを紹介します。
機種: Varia Fanucコントローラ
ワーク: φ90 x 130 mm、合金鋼、HRC56
研削部: 赤い箇所(非円筒研削を含む)
形状精度 < 0.006 mm
■製品ニュース
パナソニック ファクトリーソリューションズ株式会社
新しくリリースされたプロダクションモジュラー NPM-TT2
パナソニック ファクトリーソリューションズ株式会社から新しくリリースされたプロダクションモジュラーNPM-TT2をご紹介します。
【対象設備と設備品番について】
対象設備 : NPM-TT2(設備品番:NM-EJM1E)
NPM-TT2 設備外観
【プロダクションモジュラー NPM-TT2のご紹介】
[完全独立実装ラインの実現]
NPM-D系だけでなく、NPM-W系デュアルレーンとの直接連結が可能になり、前後トレイ供給でのデュアルレーン完全独立実装を実現しました。これにより、大量生産～変種変量生産まで最適なライン構築が可能になりました。
NPM-W2とNPM-TT2の直結したラインイメージ
[高生産性と高品質装着]
NPM-D3/W2のマルチ認識カメラを採用することで、3D計測機能(マルチ認識カメラ:タイプ3)･部品厚み測定機能(マルチ認識カメラ:タイプ2/タイプ3) による高速・高効率装着を実現しトータル生産性の向上に貢献します。
[シングルトレイ⇔17連台車との切替性が向上しました。]
ユーザーでのトレイフィーダーと17連交換台車の切替性を可能にし、部品供給形態に合わせた設備構成とすることが可能となりました。
その他御社のお困りごとにNPM-TT2は様々なソリューションをご提供させていただきますので、詳細は、各営業担当窓口までご連絡お願いします。
■製品ニュース
OGP/QVI社SmartScopeユーザーの皆様へ重要なお知らせ
現在ご使用いただいておりますSmart ScopeのPCに、Windows10へのアップグレードに関する表示が出ている場合は、アップグレードを実施しないようお願いします。アップグレードをされると予期せぬ不具合が発生する場合がありますのでご注意ください。
【対象機種】
Windows７のPCを使用しているSmart Scope シリーズ 全機種
【対応】
アップグレード実行確認の画面が表示されましたら「NO」、もしくは「いいえ」、「実行しない」などをご選択ください。万が一Windows10へアップグレードを実行してしまった場合や、ご不明な点は弊社計測機器部までご連絡ください。
【問い合わせ】
計測機器部 計測機器技術課
TEL:03-3467-1254
FAX:03-3485-7990
～ 切削工具向け商品の開拓 ～
1977年にWalter社が発表した世界初のNC工具研削盤は、当社に切削工具市場へのつながりを深めるきっかけをもたらします。
当時のボールエンドミルは作業者の感覚に頼って手動機で製作されていました。手作りで製作されたボールエンドミルは刃の取り代以上の振れ誤差があったため、大手自動車メーカーの製造現場には、想定以上の負荷により山のように折れた超硬ボールエンドミルが積まれていました。
WalterのNC工具研削盤は、自動加工によりボールエンドミルの精度を改善する可能性をもたらし注目を集めました。切削する機械がよくても、精度を最後に決めるのは切削工具という考えのもと、当社は切削工具業界へ販売できる商品開発を志していきます。
切削工具を良く知るプロに欧州のポテンシャルメーカーを評価してもらうため、1981年に第一回工具ツアーを企画しました。これはドイツ、スイスを中心にした工具関連機械メーカーを日本の切削工具メーカーに評価してもらうためのものでした。
このツアーで当社は、スイスにあるロロマティック社の前身であるロリエ社を訪問することになります。
気まぐれですがつづく。
～ 飛行機の中でもシャワー ～
この間の出張で飛行機にのるとうれしいことがありました。日本を離れる時はいつも、空港でトイレに行きます。シャワーはしばらく利用できないので、朝からタイミングを合わせておきます。欧州行きの飛行機は、運がよく新しい機体で席の間隔も少し広いような気がしました。しばらくしてトイレにいくと、なんとシャワーがついてました。思わず試してみましたが、やっぱりいいですね。時代の流れを間の当たりにした瞬間でした。そういえば、東海道新幹線はまだですね
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