YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
JIMTOF2016
YKTブース:西3ホールW3049
■JIMTOF出展
QVI社 QVIグループ
非接触全自動三次元測定機シリーズ、投影機の出展情報
専門の説明員がブースに待機し、随時デモンストレーションを承っておりますので、測定サンプルをお持ちの上、お気軽にご来場ください。
非接触全自動3次元測定機
■Smart Scope Zip250E レーザ式検出センサDRS300、接触式検出センサタッチプローブ搭載
■ZIP250Advance Telestarプローブ、接触式検出センサタッチプローブ搭載
― QVI社ベストセラー機をオプションフル装備で実演 ―
マウス操作中心でプログラムを作成
マウス操作中心で直感的にプログラム作成ができるシンプルな操作性が特徴です。また、自動機ながらもXY微動送りノブによる工具顕微鏡のようなマニュアル測定、マニュアル・セミオート・フルオート測定を用途に応じた自由な切り替えも可能です。

非接触全自動3次元測定機
■Smart Scope Zip600
Rainbow Probe PRIMA、接触式検出センサタッチプローブ搭載
― 大型部品、大型アプリケーションの複合測定 ―
広範囲の測定が可能であると同時に、開発段階から「マルチセンサ測定」(画像・レーザ・タッチプローブ等、複数のセンサを併用した複合測定)を想定したグラナイト定盤を採用しており、ステージ剛性・耐振性が飛躍的に強化されています。大型アプリケーションのマルチセンサ測定や小型パーツの連続測定に最適です。
形状評価に有効なワーククリアランスとスキャン時の追従性を格段に向上させたRainbow Probeを今回搭載します

非接触全自動3次元測定機
■Smart Scope Vantage250
Telestar TTL レーザ搭載
― 驚異の追従性能を誇るTTLレーザによる高精度3D測定 ―
高精度、高速、マルチセンサ測定に特化したSmart Scopeシリーズのハイエンドモデルです。Z軸構造の大幅見直しにより更に剛性が強化され、DRSレーザやタッチプローブなどを併用した複合測定の安定性には定評があります。
本機が搭載する最新オプション「Telestar TTLレーザ)」は高い追従性を誇り、垂直入射方式の為、遮蔽にも強く、従来のレーザユニットよりも更に広範囲のアプリケーションの精密・高速レーザ測定を得意としています。

非接触全自動3次元測定機
■Smart Scope FLASH200、スキャニングプローブ搭載
■CNC300  タッチプローブ搭載
― 門型省スペース構造のコストパフォーマンスモデル ―
高精度・低コスト・省スペースに特化したモデルです。本機はZ軸を門型化することで高い剛性と省スペース設計の両立を実現し、従来のベンチトップシステムが苦手とした高さのあるワークにも対応可能となりました。また、全ての照明にLED光源を採用したほか、任意の照射角度・光量を指定できる「スマートリングライト」を標準搭載しており、樹脂成型品の測定などに高い効果を発揮します。

非接触全自動測定システム
■VIEW Pinnacle250
― 高精度・高速測定を実現 ―
リニアモータ駆動によりバックラッシュを無くし、高速・高精度で再現性の高い測定が可能です。
照明に多色4方向のLEDリング照明を採用しコントラストの低い部位や照明に方向性が必要な箇所の測定に効果を発揮します。レーザユニットを搭載し多点の高さ測定や連続的な高さ測定時に光学系での測定よりも更に高速高精度化されました。

非接触全自動3次元測定機
■MVP SPARK300
ZIPの弟分であるZIPLiteのボディにVIEW社の光学系を搭載したモデルの登場です。
メガピクセルのデジタルカラーカメラを装備し、Measure-Xソフトウェアにより高速視野内測定を実現しました。

参考出展
ステージレス自動測定機
■SNAP200
― ワークを置いてスタートボタンを押すだけのシリーズ最速測定機 ―
従来の測定機と異なり、視野内に置かれたワークは位置や回転方向を気にすること無く機械が自動認識する新機能を搭載しています。
その為、ワークを置いてスタートボタンを押すだけで測定は完了し、生産現場での測定効率UPに大きく貢献します。
また、テレセントリック光学系を採用しており、高倍率では焦点深度約4.8mmまでの高精度測定、低倍率では厚さ最大約38mmの部品を測定することが可能です。

参考出展
コンパクト三次元測定機
■FlexPoint
設置場所を問わずコンパクトでありながら、門型CMMと十分に渡り合える本格的な接触式CNC三次元測定機。接触式センサーはタッチトリガー或いはスキャニングの選択式で、高速・高精度を維持しながら量産測定を実現します。

KOTEM/QVI社製 測定ソフトウェア群
― 本邦初公開の3D形状解析・幾何公差評価ソフトウェア ―
KOTEMは、「3Dベストフィッテング」「測定点群フィルタリング」「幾何公差評価」を専門とするソフトウェア開発者集団です。
20年以上の経験と実績を2つのパッケージ測定ソフトウェアにまとめあげました。
物づくりの問題解決に、本当の意味で役立つツールであることをお約束いたします。
●3D形状解析ソフトウェア「スマートフィット3D」
高速・高精度で信頼のおける2次元及び3次元でのフィッティングと形状解析を行うソフトウェアです。CADモデルを規格値とし、様々な測定機から出力された測定点群データを用いて解析を行います。
◆レーザ測定や3Dスキャナなどの大量測定点群データの効率的なフィルタリング
(ノイズ除去や減量化)
◆対象ワークの加工条件・アセンブリ条件などに適したベストフィット
◆カラーマップや誤差方向強調と統計チャートによる解りやすい視覚化
◆放電加工電極のポジショニング、ダイキャスト加工の取り付けフィッティング、
タービンブレードやジェットエンジン部品の形状解析等の導入実績

●幾何公差評価ソフトウェア「スマートプロファイル」
様々な測定機から出力された点群とCADモデルとの比較により幾何公差の評価を自動的に行うソフトウェアです。CADモデルと測定点群の自動フィット機能(ASME及びISOで認定)があり、最適な状態での幾何公差評価が可能です。
◆「設計者による幾何公差測定」と言う新たなコンセプトでトップダウン測定管理を実現
◆複雑な組み合わせ形状データムにも難なく対応
◆ワンクリック的なシンプル操作が寄与する短期間での技術習得


JIMTOF2016
YKTブース:東2ホールE2004
■JIMTOF出展
ケレンベルガ社 ケレンベルガ社


ケレンベルガ社 CNC複合円筒研削盤 VARIA 1000を出展します。円筒研削盤でありながら、円筒、ネジ研、非円筒、そしてジグ研削の機能を付加でき、工作機械のスピンドル製造などの現場で利用されています。
JIMTOFでは、トロコイドの内面加工のデモンストレーションを予定しています。ジグ研削サイクル、砥石加工基準で旋回するストレートとテーパの連続的な研削、静圧軸受式砥石ヘッドの搭載等、ケレンベルガ独自の技術をYKTブース(東E2004)にて是非ご覧ください。


ワーク: トロコイドφ343×316×L70mm
材質:アルミニウム
トロコイド形状精度 < 0.005mm
表面粗さ Ra = < 0.25μm

■製品ニュース
アフォルター社 アフォルター社
軸付平歯車を研磨レベルの精度でホブ加工
モジュール1.2のスチール製軸付平歯車を、ホブアーバサポートを利用し、研削レベルの精密ホブ加工の動画をご紹介します。

スイスのアフォルター社のマイクロホブ盤で軸付平歯車のホブ加工を動画でご紹介します。
マイクロホブ盤ではこれまで困難だったモジュール1.2のスチール材の加工をします。従来の片持ちではなく、ベアリング内蔵カウンターサポートでホブを保持することで、モジュール1.2も研削なみの精密ホブ加工が可能になりました。

軸付平歯車
モジュール:1.2
サイズ:φ20 x 40mm
材質:スチール
加工時間:45秒/ 個
■講演情報
エタロン社 エタロンフォーラム”現場と開発におけるミクロン制御”のご案内
2016年11月3日、4日
11月3、4日にドイツのブランシュバイクで、工作機械コントローラの空間補正機能、現場環境における工作機械及び三次元測定機の測定、工作機械及び構造物のレーザ干渉計精度による変位測定とモニタリングについて講演があります。ツァイス、シーメンス、ハイデンハイン、ファナック、原子力先進製造研究センタ(NARMC)、欧州原子核研究機構(CERN)、国際標準化機構(ISONORM)、ヨーロッパ南天天文台(ESO)、ドイツ国立標準計測機関(PTB)の各界を代表するスピーカが集結します。
聴講を希望される方は添付の申込用紙に記入の上、10月21日までにFAXをお願い致します。基本的に英語による講演で、個人でのホテルの予約が必要となります。


■製品ニュース
ロロマティック社 ロロマティック社
径に対し200倍のドリル溝研削が可能なGrindSmart529XF
砥石自動交換システムを内蔵し、特殊なワークヘッドの送り機構で、最大径12㎜までの加工能力。径0.05㎜オイルホールはCCDカメラによる位置決め、標準ドリルから不定芯厚などの特殊ドリルに対応します。
サイクルタイム 28分20秒
超硬ドリル φ3 x 溝長175 mm、冷却ホール付き
■展示会情報
METALEX VIETNAM 2016
2016年10月6日 ~ 8日
METALEX VIETNAM 2016
展示会名 : METALEX VIETNAM 2016
期 間 : 2016年10月6日 ~ 8日
会 場 : ベトナム ホーチミン市
ブース : C25
当社はこれまで西と東の架け橋となるべく、欧米から日本へ数多くの機械を輸入、販売して参りました。近年では産業のグローバル化をさらに推し進めるため、アジアでの販売を強化しており、昨年10月にはタイ・バンコクに子会社を設立しました。東南アジアでの事業展開を図るため、ベトナム・ホーチミンで開催されるMETALEX VIETNAM 2016 に初出展します。日本の気化性防錆材と中国の砥石を展示し、アメリカの工具専用顕微鏡と卓上型自動再研磨機、スイスの切削工具ブランク研削盤をパネルやカタログにて紹介します。
Nakabane Diamond 中国
日本の技術をもとに中国で生産されている価格競争力の高いダイヤモンド砥石、CBN砥石です。中国でのトップメーカーの1つとして、欧州系だけでなく日系工具メーカーでも多く採用されている同社の砥石を東南アジアでもPRして参ります。東南アジア市場ではYKTタイが販売します。

城北化学工業㈱ 日本
「LAN RAM」は撥水・撥油機能を有し通気性に富む特殊加工紙でパックした新しいタイプの気化性防錆材です。
手軽に使えるミニパック型で、密閉容器・包装・梱包内に投入して使用します。
防錆油の塗布や洗浄工程が不要なため、コスト削減及び作業環境のクリーン化を図ることができます。

Darex社 アメリカ パネル展示
砥石に過度の負荷がかからないよう最適な送り条件を自動設定し、焼けを防止しつつ短時間で仕上げる卓上型全自動ドリル再研磨機です。日本の厳しい再研磨の公差に応える品質を維持し、ドリル再研磨時間をさらに短縮します。作業者の経験を問わず誰でも簡単に扱えるため、社内での再研磨に威力を発揮します。

材質 外径 取り代 ポイント角 シンニング ホーニング / バリ取り 加工時間
超硬 3.7mm 0.13mm 円錐 R型 3秒 70秒
超硬 9.8mm 0.15mm ファセット R型 3秒 80秒
HSS 16.0mm 0.13mm 円錐 X型 なし 85秒
Euro-Tech社 アメリカ パネル展示
大手切削工具メーカーの製造ラインに標準測定機として多く採用されている横型旋回式工具専用顕微鏡です。自動エッジ認識機能、十字線、平行線を利用した角度、幅測定などの用途に応じた多様なチャートを搭載し、φ0.5~16㎜工具径、240mm以上のロングドリルの測定も可能です。日本の厳しい再研磨の公差に応える品質を維持し、ドリル再研磨時間をさらに短縮します。

Strausak社 スイス カタログ展示
切削工具ブランクのコストを抑えたいという声に応える機械です。日本でも工具メーカーの製造ラインで活躍しています。

YKTの歴史
~ 1988年のミラクル ~
アメリカのOGP社との協議により、翌年の一年間で10台を売ることが販売継続の条件となりました。ここで2つの好条件が、当社の背中を押すことになります。まず一つ目はビデオカメラ式測定機VQシリーズからQ-SEEシリーズにモデルチェンジしたこと。Q-SEEのZ軸はこれまでのパルスモータから、サーボモータになり、機敏な測定ができるようになり、作業性や現場での使い勝手も考慮されました。当時、ターボという言葉が流行し、Q-SEEの機敏な測定動作はターボとして表現されました。そして、1988年はバブルの好景気で、設備投資も活況でした。1987年は2台にとどまった販売が、製品の競争力が高まったこと、市場が活況だったことが幸いし、1988年は19台の驚異的な販売記録を残しました。1988年に起きたこのミラクルにより、OGP(現QVI社)との取引は継続されていくことになります。

ビデオカメラ式測定機Q-SEEシリーズ
気まぐれですがつづく。
こぼれ話
~ 間違いを前提とし、あとで正しく補正する仕組みがスイスの駅でみることができます。 ~
私は社内で電車オタクとして知られています。なかなか他人には他人の楽しさを理解できないものですが、私の幸せは、新幹線にのって移り変わる景色を見ることです。不甲斐なく睡魔に負けたとしても、景色を見ると、今どの辺を通過しているということが分かるので自己満足ですが、優越感に浸ります。先日、久しぶりにスイスに出張に行きました。スイスの電車の移動は、電車好きの私には楽しみの一つです。
事前に列車の発車時刻も調べ準備万端、10分前には駅に到着し列車が来るのを待ちます。その時でした。ふと駅の時計を眺めていると、赤い秒針が12時の位置にくると、瞬間止まってまた動き始めるではありませんか。時計自慢のスイスでしかも正確さが求められる駅の時計なのに、整備が悪いなぁと思いつつ、別の駅でも時計を見てみると、やはり12時の位置で秒針が一端止まりまた動き出すではないですか。
後から知ったのですが、実はこれ、故障ではなかったんです。
電車の駅の時計にはもちろん正確さが求められます。今でこそ電波時計やGPSの技術で時計はより正確になっていますが、鉄道開業当時はそのような技術がない時代です。正確さを実現する為に、秒針を少し早く動かせ、あえて誤差を大きくし、12時の位置に来たら待機。すると管理センターにある基準時計からパルスが発せられ、各駅にある時計はこれを受信し再び動き出す仕組みが採用されました。
この様にしてすべてのスイスの電車の駅の時計は正確さが保たれ、今日でも秒針が12時でいったん止まってから再び動作をしているのです。今度、スイスで電車を利用する時は、しばらく12時で一旦停止する秒針と秒針が動き出すと同時に合わせたように動く分針の動作を眺めてみてください。
間違いを前提にし、後で補正をすることで正常な機能を果たす。日々、我々が接している工作機械やものづくりの現場にも通じるものがあるなぁーと思うのでした。

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