YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版

あけましておめでとうございます。
昨年は格別の御厚情を賜り、御礼を申し上げます。
近年、欧州、アメリカの保護主義の流れが反グローバル化を生み、商社を取り巻く環境は不確かさを増しています。当社は環境の変化に敏感に対応し、商品が持つポテンシャルエネルギーを中国、台湾、タイ、ドイツの販売拠点を通じ、提供してまいります。
大正13年(1924年)の創業より掲げる「産業の西と東を結ぶ架け橋」の点と点を結ぶ展開から、より多角的に発展させ100周年に向かい尽力する所存でございます。
今後も一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 井元 英裕
■製品ニュース
デーゲン社 デーゲン社
加工時間の大幅な短縮、省スペース設計~Degen社高速ホーニング盤~

通常のホーニング加工は粗、中仕上げ、仕上げといった工程ごとに複数のホーニング盤を使用しますが、ドイツ・デーゲン社製の高速ホーニング盤はたった1本の仕上げホーニングツールでホーニング処理を完結、加工時間を大幅に短縮します。
今回は数あるアプリケーション例の中から、インジェクションポンプ(止まり穴)を紹介します。加工時間は僅か22秒です。

■製品ニュース
デーゲン社 アフォルター社
モジュール0.12のツヅミ車を50秒で全加工

腕時計の側面にあるリューズでゼンマイの巻き上げや時刻合わせをすることができます。リューズの押し引きを利用し、スライドによるゼンマイの巻き上げと時刻合わせの2つの役割を担うのが2つの歯車を持つツヅミ車です。スライドする歯車という理由から英語ではSliding Pinionともいいます。

リューズで時間調整やゼンマイが巻けるのはツヅミ車のおかげ
スイスのアフォルター社のマイクロホブ盤で時計部品のツヅミ車モジュール0.12の加工事例を動画でご紹介します。ワークを片持ちでクランプし、ワーク端面のホブ・バリ取り後自動でワークを持ちかえ、反対側の端面も同様に加工をします。CNC8軸制御により2種類のホブカッターによるホブ加工、バリ取り加工が1度の段取りで実現します。


ツヅミ車 / Sliding pinion
モジュール: 0.12
サイズ: φ1.5 x 1.4 mm
材質: スチール
加工時間: 50秒 / 個
■OGP耳寄り情報
QVI社 OGP/QVI社
長い作動距離と高い追従能力を併せ持つレーザ測定ユニット
長い作動距離と高い追従能力を併せ持つレーザー測定ユニット
Telestar(テレスター) TTLレーザー
OGP社製非接触全自動測定システムSmart ScopeのVantageシリーズに搭載できるユニークなTelestarTTLレーザで、本来レーザが苦手とする鏡面の素材を、スプレーレスにて急傾斜も測定します。
長い作動距離を持ち(深穴の底部なども測定可能)、従来のレーザでは測定が困難な急な傾斜面にも高い追従性を発揮します。また、TTL(Through the Lenz)方式により光学系とレーザは同じ光路を通る為、光学系からレーザへの切り替えも瞬時に行われ、測定機の稼動範囲をフルに使って測定を行うことができます。
Telestar TTL Laserによる球面スキャン


上図モデル画面は、ワーク側面から見た際のスキャン成功範囲を表示しています。
結果、ワーク中心座標から外周最終測定点の座標角度を演算したところ、約80度となりました。

断面スキャン
時間:180秒
測定間隔:5um

全方位スキャン
時間:25分
■製品ニュース
ロロマティック社 ロロマティック社
ロロマティック機の無人運転をさらに推し進める強力なツールをご紹介
ロロマティック社製研削盤は精密工具を無人運転で加工する機械として評価されています。今回はローダキャパシティを押し上げるオプションをご紹介します。工具研削盤GrindSmart 629XS/XW、砥石軸数値制御スルーフィード式研削盤ShapeSmart NP3/ NP5に対応する新型の拡張カセット Eタイプです。合計6カセットを搭載するこの新オプションは―工具径にもよりますが―通常のプレート数2倍のローディングを可能にします。休日や夜間の無人運転もこのカセットが安心サポートします。
標準カセットタイプA、B、Cもこの新ベースカセットと互換性があります。

こぼれ話
~ 煮沸消毒は熱湯でしたい ~
タイのバンコクで開催された展示会にいってきました。展示会場にはフードコートがあり、現地の料理を中心に、中華系の食べ物、日本っぽい食事もありました。お盆に食事をのせてもらいましたが、箸がレジの近くに見あたりません。別のところにまとめておいてあるようで、取りに行ったところ、日本では見慣れないものがありました。左からお箸、レンゲ、スプーン、フォークが並んで置いてあり、その横にCaution Hotという注意書きとともに熱湯があります。お盆にのせる前に、熱湯にくぐらせて煮沸消毒するようです。皆しっかり、消毒しているようでした。やっぱり、衛生面は大事ですね。慣れない私もやってみましたが、熱湯に手がふれてしまいました。さぞHotかと思っていると、ぬるいくらいでした。いつからあるかわからないぬるいお湯の消毒は勇気がいりますね。ところで、ナイフがみあたりません。タイの方にきいたところ、スプーンがナイフ替わりなので、左手にフォーク、右手にスプーンを持ち、主にスプーンで食べるようです。フォークはスプーンで料理を小さくするときに、料理をおさえるときに使います。どうも、フォークで料理を刺して直接口にいれるのは行儀が悪いようで、あまりしない方がいいと言われました。すこし力がいりますが、スプーンでも確かに料理は切れるし、ごはんものが多いので、スプーンがあると確かに便利ですね。
場所がかわるとアプリケーションも変わるんですね。

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