YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
11月1日(木)~6日(火)の6日間、東京ビッグサイトでJIMTOFが開催されます。当社は工作機械ブース 東2ホール E2004、測定機ブース 東7ホールE7031の合計62小間に欧米の製品を中心に20社、35台の製品を展示する予定です。テーマは『YKTで体感する、世界の技術。』
グローバルマーケットで評価されている海外製品、普段見ることのできない商品に出会える貴重な機会です。心よりご来場をお待ちしております。今月はJIMTOF直前特集号として、工作機械ブース、測定機ブースの順で紹介します。
■JIMTOF出展
ロロマティック社
ロロマティックから3台の機械が本邦初公開
ロロマティックでは、砥石バランサとプリセッタの周辺機器から、最大φ32 mm対応工具研削盤830XWとダイヤモンド工具レーザ加工機LaserSmart501、工具ブランク向けに仕様を限定し低価格を実現したCNC段研削盤NP3+が注目です。
■砥石自動交換システム搭載工具研削盤GrindSmart830XW

小径工具の研削盤メーカーとして名高いロロマティック社から加工径φ32mm、最大加工長200mmに対応する830XWが新登場。生産型工具研削盤の重要な点は短時間のサイクルタイムと精度の安定性、自動化、そして省スペースです。830XWはこれらのポイントにロロマティックならではのソリューションで応えます。
加工柔軟性と精度のための6軸数値制御
5軸数値制御の工具研削盤が多い中、1軸加えることで砥石角度に依存しない加工が可能になります。ロロマティックの工具研削盤の特長の1つである6軸制御を踏襲し、複雑なプロファイルに一般的な砥石形状で対応。最小の機械動作で加工ができるため、誤差を抑え、再現性に優れる加工を実現します。

優れた形状精度と面粗さを生む油静圧スライドとリニアモータ駆動の採用
研削用のクーラントオイルと油静圧のスライドの油を同一にすることで、加工エリア含む機械全体を一定の温度で保ちやすくし、特に連続運転では安定した精度が得られます。リニアモータ駆動による位置決め精度、油静圧スライドの面当たりの高剛性と優れた振動減衰性から高品質の研削面が生まれます。

安定した高速研削用回転同期スピンドルを採用
ロロマティックは、研削スピンドルに回転同期機能を採用しています。高い研削負荷の時も、回転制御により安定した研削を生む研削スピンドルは、必要最低限の最高出力14kWです。超硬コーナーR エンドミル4 枚刃、φ25mm、刃長60mmを30分で加工する実例があります。これは研削スピンドル出力20-30kWを搭載した一般の工具研削盤の加工時間が60~90分と言われているものです。回転同期研削スピンドルの採用は、過剰な出力の研削モータを不要とし、発熱や振動を抑え、良質な工具を生む要素になります。

4500本工具本数対応のロボット内蔵、高速砥石自動交換システム
ローダ用のロボットを内蔵し、カセット10枚、最高4500本の工具本数に対応します。さらに15セットの砥石自動交換に対応し、砥石と研削位置に調整された研削クーラント液ノズルを自動交換します。通常1分を要する砥石交換時間は僅か11秒です。

限られた空間で最大限の生産性
設置スペースを考えるとき、面積当たりの生産性を重視せざるを得ません。ロロマティックはロボットローダ、砥石自動交換システム付きでも、クラス最小スペース約5.5m²を実現。通常2台の場所に3台設置の可能性が生まれます。
■ダイヤモンド工具レーザ加工機 LaserSmart501

ロロマティック社のレーザ加工機は、工作機械メーカーとしての機械製造の実績とダイヤモンド加工に適したパラメータを内蔵したレーザ技術を上手く融合させたことで高く評価されています。

■最適化されたレーザパラメータの内蔵
刃先Rを3、6、9 μmの中から選択できるパラメータを用意しています。シャープエッジ加工のみならず、3D形状のチップブレーカの加工では形状精度に加え面粗さも重要で、専用のレーザパラメータも本機に組み込まれています。

■レーザを最大限に活かすロロマティック機械製造の実績
レーザを最大限に活かす5軸構造の機械。許容誤差ミクロンオーダの厳しい小径工具向けの研削盤を製造してきたロロマティックの実績が活かされています。

■効率的なレーザパスで精密にワンチャック全加工
ワイヤ放電のように任意の位置で効率的なオフセット加工が可能で、取り代の大きいチップの粗加工に有効です。シャープエッジだけでなく、切れ刃に任意のRをつけて加工し、必要があれば、チップブレーカやランド加工まで、ワンチャック全加工で安定した精度で生産ニーズに応えます。

機械と工具掲載 LaserSmart501紹介記事のダウンロードはこちらから:
https://www.ykt.co.jp/products/rollomatic/pdf/news003_rollomatic.pdf
■ShapeSmart NP3+


■自動化を追求したローダ仕様とプローブ機能
工具先端位置用プローブにより、少量生産、長さの異なる工具、刃付け後の首逃し加工が可能で、工具ブランクの長さを事前に合わせることなく段取り性も向上します。同一のシャンク径であれば、様々な長さのブランクを10種類の異なる形状に無人自動研削で仕上げます。


ワーク先端のプローブ計測
■一般的にシャンクガイドの調整は径が太くなるほど段取りが難しいとされています。特許シャンクガイドは簡単・短時間の精密段取りをサポート。特にφ6mm以上の径で効果を発揮します。

機械と工具掲載 NP3紹介記事のダウンロードはこちらから:
https://www.ykt.co.jp/products/rollomatic/pdf/news002_rollomatic.pdf
■砥石バランサ
要求精度の厳しい小径工具ほど効果が生まれる砥石バランサ
フランジ直付けバランス修正で研削面と寸法精度もアップ

■砥石プリセット
フランジ直付けクランプで砥石の研削点を正確に測定し、機械稼働率UPと不良率ゼロを実現


■JIMTOF出展
インデックス社
自動車業界で活躍するインデックス複合加工機G220

インデックスの複合加工機G220が本邦初公開です。剛性のある機体構造で、複数の刃物で安定した同時加工が可能です。通常加工が難しいベベルギヤを素材から全加工するひとつ上の複合加工機です。
●複雑加工に対応する自由度
旋回B軸付きミーリングヘッドを持つ一般的なATC搭載型複合加工機の刃物台は、X、Z軸に限定されることが多い中、インデックス社ではG220においてもY軸を下部刃物台に搭載しています。

●剛性と振動減衰性を生む油静圧スライド搭載の刃物台
難削材の加工ではビビリが発生しやすく、加工時の振動や衝撃は、刃物に最も近いY軸から他の軸に伝わり、他の刃物台の加工へ影響を及ぼします。一般的な複合加工機の直動軸にはリニアガイドが付いています。一方、インデックス社は独自の油静圧スライドを刃物台に採用しています。スライドを点当たりから油膜の面当たりとし、優れた剛性および高い振動減衰性を実現し、加工時間の短縮、加工精度と工具寿命の向上を担っています。
●最大162本の工具で多彩な加工をアシスト
複雑なワーク形状に応えるには工具搭載本数が重要なポイントです。下部刃物台に最大18本、上部刃物台には4本の工具と内蔵型ミーリングスピンドルは最高140本、合計162本の工具、僅か6秒の工具交換時間は、短いダウンタイムと高い生産性を確保します。
加工例:
歯科器具用部品
機種:G220
素材:SUS303(バー材)
加工時間:11分5秒

フォーク
機種:G200
素材:チタン合金 60種DAT5(Ti-6Al-4V/ 3.7164)
(バー材)
直径:50mm
長さ:180mm
加工時間:約32分

●ベベルギヤを素材から複合加工機で全加工
ホブ盤やブローチ盤といった専用機で歯車を加工する方法から、複合加工機のスカイビング加工で外歯車、内歯車も増えています。インデックスの複合加工機Gシリーズであれば、スカイビング加工はもちろんのこと、ベベルギヤの加工も高い生産性を維持しながら、工程を分けることなく素材から全加工します。通常のベベルギヤに加えて、スパイラルベベルギヤやハイポイドギヤの加工も、特殊工具、加工用ソフト、Gシリーズとパッケージでアプリケーションを提供しています。
スパイラルべベルギヤ
材料:機械構造用合金鋼/クロム鋼/SCr415-420(H)/バー材
加工時間:約3分
精度:IT5

機械と工具掲載 インデックス社複合加工機 記事のダウンロードはこちらから:
https://www.ykt.co.jp/products/index/pdf/1808_index.pdf

■JIMTOF出展
ケレンベルガ社
本邦初公開 複合円筒研削盤Kellenberger100を紹介
100 年以上の歴史を持つケレンベルガが新商品を日本初出展
スイスで複合円筒研削盤を作り続けて100年以上の歴史を持つケレンベルガ。高精度円筒部品の加工の現場で支持され、同社製複合円筒研削盤はスピンドル、キャプトツールホルダ、スマートフォン部品の金型など活躍の場は多岐に渡ります。本邦初公開のKellenberger 100は10種類の研削ヘッドの選択が可能、研削出力11.5 kW、砥石外径500㎜、内面用HFスピンドルを搭載し、芯高200mm、両センタ間仕様1000mm、150 kgのワークに対応します。現場での操作性を追求し、簡単な対話型プログラム内蔵、19インチFanuc31iタッチスクリーンを装備しました。仕様に応じて簡単な加工ワークから複雑なアプリケーションまでカバーします。


■複合研削の要、砥石旋回軸はダイレクトドライブ
複合研削盤の基準となる砥石旋回軸にはトルクモータ 分解能0.1秒以下の10万分の2度を搭載

■10種類の砥石レイアウトから最適なものを選択
研削出力11.5 kW、砥石外径500㎜、内面用HFスピンドル42,000/60,000/90,000rpmの中から選択できます。

■ゆとりのある加工エリア

■内面研削においても干渉に配慮した設計

■固定計測プローブの精度の安定と広範囲に渡る計測

■全てのケレンベルガ機で真円度0.4μm(オプション0.2μm)以下を保証
最大ワーク重量(両センタ支持)150kg、角度微調整±0.01度機能付きワークヘッド

■外径、端面、内面、ネジ研そして非円筒加工に対応する自由度

■操作性に配慮した19"タッチスクリーン(Fanuc31i)


■JIMTOF出展
アフォルター社
CNCマイクロホブ盤 AF110plus
小モジュール歯車向け高速ホブ盤AF110plusを本邦初公開。モジュールm1.5以下の歯車加工に特化し、パワースカイビング、焼入れ鋼の直切りホブ加工、仕上げハードホビングに対応し、高速・研磨級の精密ホブ加工技術が高く評価され、時計、医療器具、減速機、釣りなどのレジャー業界で活躍しています。

一般的な小モジュール用ホブ盤のホブ軸回転数が3,000~6,000 min-1の中、本機の最高同期回転数は工具主軸、ワーク主軸及びワーク背面主軸の全スピンドルで12,000 min-1を誇ります。

ワーク最大径60㎜、最大ワーク長90mm、モジュール0.02~1.5mm、最大ホブ径38mm、最大カッタ長50mmに対応し、8軸数値制御でCNCホブ旋回軸±30°を搭載しています。

ワーク主軸及びワーク背面主軸の高速同期回転が可能で、両センタでクランプされたワークは両側から同じ回転数で保持されます。特に小モジュールの精密ホブ加工に不可欠な機能で、ワーク両端の回転差による誤差を抑制し精密に仕上げます。

また、焼入れ鋼を直切りホブ切りする(ブツ切り)だけでなく、レーザで位相を合わせハードホビング(サラエ切り)する機能も注目です。

ワーク主軸及び背面主軸をホブ軸に並ぶ高速同期回転にしたことで、ワークの回転数を上げてパワースカイビングする加工が可能になりました。一般的なホブ加工では40秒要するワークをバリなく僅か12秒で加工します。同機によるパワースカイビングの高速加工の動画を合わせて紹介しています。

アプリケーション事例:パワースカイビング ウォーム モジュール0.6
その他の加工事例:


■JIMTOF出展
ぺムテック社
精密電解加工機PEM400
従来の電解加工精度を凌ぐペムテックの精密電解加工機PEM400を出展します。切削工具の摩耗が多いチタン合金やインコネルなどの難削材、高硬度材の加工に対し、電極消耗のない精密電解加工が適しています。C軸同期加工を加えることでヘリカル形状にも対応し、ブリスク、タービン、錠剤の型、紡糸用ノズル、減速機、自動車部品、医療部品、シェーバーヘッドなどの製造で活躍しています。

特長
●工具の消耗がない
粗から仕上げまで、1つの同じ電極で連続加工が可能
電極消耗がないため、消耗材となる工具等のコストを大幅に削減でき、特にインコネル、チタンアルミ合金など切削工具の苦手とする材料の加工に付加価値が生まれます。

●追加の加工が不要
後処理の磨きや変質層の除去、バリ取りといった追加処理不要。
光沢面のバリなし加工が可能です。

●加工によるワーク損傷を抑制
加工温度20~50℃の非接触加工は、熱によるマイクロクラックを抑え、物理的な衝撃も与えません。素材の組成変化がなく、過酷な環境で用いられるバルブプレート、減速機、薬剤の打錠金型、冷間鍛造金型などの寿命向上にも貢献します。

●ワークサイズに適した装置の提案
4つの機体からワークサイズに合う最適な装置の選択ができます。

加工事例:
航空機用ブリスク
材質:インコネル
加工時間:約50分
燃料電池セル
材質:インコネル718
加工時間:約15分
製薬用タブレットパンチ
材質:ダイス鋼
加工時間:約15分
表面粗さ:Ra0.04
微細なパターン加工
材質:ステンレススチール
加工時間:2分35秒
加工深さ:0.4mm
特殊ベベルギヤ
材質:ステンレススチール
加工時間:7分55秒
加工深さ:1.48mm
オリフィスプレート
材質:高炭素クロム鋼
加工時間:6分/64個同時
シェーバーヘッド
加工時間:1.5分
ブランク(左)/加工後(右)
精密電解加工による全4工程

■JIMTOF出展
デーゲン社
高速ホーニング盤VISION Ultimate SL

ホーニングの工程をワンツールに集約
工程ごとの精度管理を簡素化し、大幅な加工時間の短縮を可能にする高速ホーニング盤VISION Ultimate SLを出展します。通常のホーニング加工は粗、中仕上げ、仕上げといった工程ごとに複数のホーニング盤やスピンドル使用しますが、デーゲン社の高速ホーニング盤は1本のホーニングツールだけで加工を完結します。工程短縮の需要に応え欧州の自動車メーカー、ティアワンのサプライヤでも導入が増えています。



■JIMTOF出展
エタロン社
空間補正システム&工作機械をリアルモニタリングする絶対測長システム
エタロンからは空間補正システムに加え、工作機械の精度をリアルモニタリングする絶対測長システムを展示します。
大型部品を高精度に加工し機上計測するという課題がある中、絶対測長システムには、「工作機械自らその幾何学的な偏差を特定し補正できないか」というエタロンのユニークな設計が生きています。欧州の先進製造研究センタ、さらに大手重電メーカーで運用が開始され、ドイツの自動車メーカーにおいても導入が始まっています。
スチームやガスタービンをはじめ、核融合エネルギー部品や自動車の金型、風力発電機のギヤボックス、航空機のタービンといった大型部品には厳しい公差が求められます。加工精度を維持できる適切な環境に設置されている機械はそれほど多くありません。絶対測長の技術を応用することで、環境温度による機械変位を任意のタイミングでモニタリングし、加工や計測にフィードバックが可能です。特定された機械変位をワークの物体温度基準で必要に応じて補正することで、環境変化による加工誤差の影響を抑制し、オンマシン計測の精度を高めることができます。

機械と工具掲載 絶対測長システム記事のダウンロードはこちらから: https://www.ykt.co.jp/products/etalon/pdf/news002_etalon.pdf
空間補正システム レーザトレーサシリーズは、2010年に日本の工作機械メーカーに初めて導入されました。以来、全世界約200台が販売されました。日本でも工作機械メーカーの製造ラインに組み込まれ、ハイエンド加工機の標準機能として精度向上に役立っています。

■ピッチ補正された工作機械の精度を大幅に改善
加工範囲中心部の誤差を改善するピッチ補正で製造された工作機械。その精度を大幅に向上させるエタロンの空間補正。5軸及び大型ワーク加工に多くみられる空間誤差には、直交3軸のエタロン補正が有効です。

■三次元測定機の座標補正システムを工作機械の機上ワーク計測に活用
三次元測定機メーカーが採用する補正システムを工作機械へも導入することで、機械精度の向上だけでなく、機上ワーク計測の信頼性を高めます。


■JIMTOF出展
プラティット社
回転円筒カソードPVDコーティング炉
アークイオンプレーティングとスパッタリングの同時蒸着を可能にするプラティットPVDコーティング炉
大型タッチスクリーンで商品紹介、最新のコーティングサンプルを展示します。
回転円筒カソードであれば、通常不可能とされている同時蒸着が可能です。ホウ素の組成比制御により、皮膜硬度を上げながら内部応力を緩和します。ドリル向けのAlTiN/BNの厚膜、高速加工向けAlCrN/BN、高硬度材向け中間層AlCrN/BN+表層TiSINの蒸着、同時蒸着が汎用的なTiAN、AlCrNの平滑性も改善します。


■JIMTOF出展
マグネットフィニッシュ社
切削工具表面処理装置
特許の磁気研磨フランジにハイブリッドパウダを付着させ、高い研磨能力と弾性を叶えた磁気表面処理装置。切削工具をワンランク上の品質に仕上げ、付加価値を生み出す実力派です。フォーミングタップ、ドリル、ソーブレード、エンドミルの表面処理で活躍しています。


■JIMTOF出展
キルナー社
CCDカメラ搭載ダイヤモンド&CBN砥石成形盤
ロロマティックユーザの多くが採用しているキルナー砥石成形盤。ロロマティックの特殊フランジもスピンドル直付けで砥石の振れを抑えて成形します。


■JIMTOF出展
クルボアジェ社
装飾部品の仕上げ装置
スイスの高級時計やジュエリーブランドの宝飾品など、輝きを放つさまざまな装飾部品を仕上げます。優れた操作性と静音・クリーンな作業環境を実現します。


■JIMTOF出展
コーン社
5軸加工に有効なワークの弾性変形を抑えた2軸直交マシンバイス
C軸高速回転1,000min-1を利用した5軸加工に有効な「2軸直交精密マシンバイス VZA」
十字に配置された2つのスピンドルにより簡単な芯出し0.02mm以下、且つワークの弾性変形を抑えた確実なクランプが可能です。


■JIMTOF出展
ユーロテック社
ロロマティックユーザが選ぶ切削工具専用の顕微鏡ユーロテック
大手切削工具メーカの製造ラインで標準機として採用され、切削工具の外周と底刃を4Kモニタの高精細画像で測定

高精細画像による側面と底刃の測定
側面からの測定に加え、旋回A軸で工具を回転させる底刃測定も可能。300mmのロングドリルの底刃測定に対応。

再現性のある計測で厳格な品質管理が可能
一度計測した内容をプログラムとして保存すると、測定箇所、光源、倍率、A軸角度、倍率を再現して計測することができます。

測定レポート自動作成機能
測定した結果は測定画像を含む測定レポートとして出力でき、社内履歴データ、カスタマサービス管理に有効です。

■JIMTOF出展
ウイングビジョン社
外観検査装置 PRECISION EYE WV-1806S-200
目視検査の自動化・省人化を実現し、コスト削減に貢献する外観検査装置です。画像と特許技術「メッシュマッチング」システムが提供する簡単・短時間検査。部品のキズ、バリ、ゆがみなどを2次元的に画像検査します。インサートのコーティング後の表面や刃先のチッピング確認などの自動検査をサポートします。


インサートのキズや欠けの検査
射出成形品のバリの検出

■JIMTOF出展
ダレックス社 ダレックス社
標準ドリルの再研磨はダレックスの卓上型で高速加工

僅か1.5分の高速ドリル再研磨。作業性に配慮した六ッ爪チャックで優れたリップハイト精度も維持します。実演加工でその実力をご確認ください。

■JIMTOF出展
QVI社
東7ホール 計測ブースE7031の出展機紹介

SmartScope ZIP250E
豊富なオプションセンサー後付け可能 ZIPシリーズ
QVI社ベストセラーZIP250Eモデルを出展します。
自動機ながらもXY微動送りノブによる工具顕微鏡のようなマニュアル測定、用途に応じてマニュアル・セミオート・フルオート測定を自由に切り替えることができます。

SmartScope ZIP450
「マルチセンサ測定」(画像・レーザー・タッチプローブ等、複数のセンサーを併用した複合測定)の精度を追求し、ベースとコラムにグラナイトを採用しています。大型アプリケーションのマルチセンサ測定や小型パーツの連続測定に最適です。
今回、倣い測定が可能なスキャニングプローブを搭載し出展します。

SmartScope ZIP Advance250
ZIPの優れた光学系はそのままにXY軸をグレードアップ。測定・繰り返し精度が大幅に向上しました。
TeleStar Probeレーザーを搭載可能なZIPの上位モデルです。
TeleStar Probeレーザーはカメラ横に搭載されますが、Vantageシリーズ専用のTelestar Plus TTLレーザーとほぼ同等の追従性を誇り、垂直落射式で遮蔽物に強く、鏡面もスプレーレスで測定可能です。

SmartScope Vantage250
高精度・高追従性を両立したTelestar Plus TTLレーザー搭載可能SmartScopeシリーズのハイエンドモデルです。レンズの中心をレーザーが通過するオフセットレスの高速測定、そして驚異の追従性を会場にてご覧ください。


Pinnacle250
リニアモーター駆動によりバックラッシュを無くし、高速・高精度で再現性の高い測定が可能です。
照明に多色4方向のLEDリング照明を採用しコントラストの低い部位や照明に方向性が必要な箇所の測定に効果を発揮します。


MVP SPARK300
ZIPのコストパフォーマンスモデルであるZIPliteのボディにVIEW社の光学系を搭載したモデルです。
メガピクセルのデジタルカラーカメラを装備し、Measure-Xソフトウェアにより高速視野内測定を実現しました。


測定ソフトウェア群
EVOLVE Suite
幾何公差判定、形状評価、設計支援、統計管理など、ものづくり一連のプロセスをサポートする品質向上の取り組みに役立つツール。
3D(2D)CADモデルとCMMやCTスキャナなどから出力された点群データを自動的にフィッティングすることも可能です。
点群データとCADモデルをご持参ください。随時デモンストレーションを承ります。


3Dラインレーザスキャナ ai620
測定機に高精度スキャナを取り付け設計データとの比較、最終製品の検査に対応するだけでなく、リバースエンジニアリングの用途に応えます。射出成型品、タービンなどの鋳造品、3Dプリンタ製品、プレス品、人工膝関節などの医療部品の計測に適しています。
本邦初公開です。


シャフト部品専用光学測定機TurnCheck10.60
僅か数秒で簡単にシャフト部品を測定。製造現場の迅速なフィードバックで部品の不良を削減。投影機、マイクロメータ、真円度測定機、その他専用測定装置をこの一台に置き換えれば、測定機間の誤差や段取りが解消され、大幅に測定時間が短縮します。


■製品ニュース
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
プロダクションモジュラ NPM-W2Sのご紹介
対象設備:プロダクションモジュラ NPM-W2S(品番:NM-EJM5E)
1. NPM-W2との直接連結が可能
搬送は、デュアルコンベヤ、シングルコンベヤの両方に対応します。
2. 生産形態にあった実装ヘッドを選択可能
軽量16ノズルヘッド、12ノズルヘッド、軽量8ノズルヘッド、3ノズルヘッドV2、から選択可能です。*3ノズルヘッドV2:装着荷重最大100N
3. NPMシリーズと相互互換
装着ヘッド、ノズル、テープフィーダ、交換台車が共用です。
4. 装着タクト 0.094s/chip(軽量16ノズルヘッド最適条件時)

■展示会情報
2018年11月21日 ~ 11月24日
METALEX BANGKOK 2018

展示会名 : METALEX BANGKOK 2018
期 間 : 2018年11月21日 ~ 11月24日
会 場 : BITECバンコク
YKT THAILANDブース : Hall 101, Stand - BF35
当社はこれまで西と東の架け橋となるべく、欧米から日本へ数多くの機械を輸入、販売して参りました。近年では産業のグローバル化をさらに推し進めるため、アジアでの販売を強化しています。東南アジアでの事業展開を図るため、タイ・バンコクで開催されるMETALEX BANGKOK に今年も出展します。工具業界で評価の高いアメリカ製万能投影機と切削工具用顕微鏡、ドイツ製マシンバイス、日本製外観検査装置、ろ過装置、気化性防錆材、増速スピンドル、スティック砥石、ダイヤモンドペースト、多目的キャリパゲージを展示します。日本人スタッフもおりますのでご来場の際はお気軽にお立ち寄りください。
KOHN社 ドイツ 精密マシンバイス
C軸高速回転を利用した5軸加工に有効な「2軸直交精密マシンバイス VZA」や、1台で4つの使い方ができる「マルチ機能バイス MFS」、ハイドロティックブーストを搭載し、手動で4-5回締めるだけで40kNもの締付力を生み出すコーン社のベストセラーバイスNCSを出展いたします。

CCP/QVI社 アメリカ 万能横型投影機

大型スクリーンと優れた明度をもつ横型の投影機。工具の測定で活躍しています。切削工具の現場で根強く支持され、一般的な投影機より、スクリーンが大きく小径工具も鮮明表示できると高い評価を得ています。ステージは手動ノブ、またはジョイスティックによるモータ駆動操作可能です。 透過(輪郭)照明、落射照明、リング照明の光源に真直性の高いLEDを採用しています。
Darex社 アメリカ ドリル再研磨機
日本の厳しい再研磨の公差に応える品質を維持し、ドリル再研磨時間をさらに短縮します。作業者の経験を問わず誰でも簡単に扱えるため、社内での再研磨に威力を発揮します。

Wing Vision社 日本 外観検査装置
目視検査作業を簡単に自動化できる新方式の外観検査機。検査工程における自動化・品質の均一化・改善につながります。独自の「メッシュマッチングツール」により部品データ作成時間を大幅に削減し、実装に関する高度なスキル不要の簡単検査設定を実現します。

サンメンテナンス工機社 日本 ろ過装置
超硬研削時に発生するクーラント液内のミクロンレベルの微細なスラッジをほぼ完全にろ過し、研削面の改善、砥石寿命の向上を図ります。回収したスラッジはリサイクルされ、フィルターと装置が一体構造となっているため、交換作業も簡単です。

ユーロテック社 アメリカ 切削工具画像測定顕微鏡
大手切削工具メーカの製造ラインで標準機として採用され、切削工具の外周と底刃測定を4Kモニタの高精細画像で測定

高精細画像による側面と底刃の測定
側面からの測定に加え、旋回A軸で工具を回転させる底刃測定も可能。300mmのロングドリルの底刃測定に対応。

再現性のある計測で厳格な品質管理が可能
一度計測した内容をプログラムとして保存すると、測定箇所、光源、倍率、A軸角度、倍率を再現して計測することができます。

測定レポート自動作成機能
測定した結果は測定画像を含む測定レポートとして出力でき、社内履歴データ、顧客管理に有効です。
インターナショナルダイヤモンド社 日本 ダイヤモンドペースト
従来のダイヤモンドペーストにあらかじめ希釈液を配合し、ラップに最適な粘度にムラなく調整してあるため、容器から出した後すぐに、無駄なく必要な量だけを都度使用できる「ミラージェル」を出展します。

スズキプレシオン社 日本 4倍速スピンドル
切削加工業者が開発したCNC自動旋盤用4倍速スピンドル「アイビー・スピンドル」。標準の回転工具ユニット同様、機械のギア伝達により回転することは勿論、回転数を4倍にし、今までCNC自動旋盤で成しえなかった高速切削加工を実現します。小径エンドミル加工、ドリル加工を最適化する倍速ユニットです。

双和化成社 日本 セラミックブラシ
Cristone Bristle(クリストンブリッスル)は従来の砥粒入りナイロンブラシと比べて60倍の研削力があるセラミックブラシです。ナノ結合された繊維のため、形状変化がなく、#150-#1200までの幅広いラインアップでバリ取りやツールマーク除去の自動化をサポートします。

南谷製作所社 日本 多目的キャリパゲージ
精密専用測定冶具・ゲージ専門メーカーのノウハウで、歯車のO.B.D.・B.B.D.やスナップリング用の溝内径・外径の測定を「誰でも、簡単に、高精度に」測定するNMPキャリパを出展します。2000年のリリース以降、累計販売5,000台を突破し多くのお客様にご利用いただいている多目的キャリパゲージです。

YKTタイのホームページはこちら
https://www.ykt-thailand.co.th/en/category
YKTの歴史
~ 第一回のJIMTOFから今回も出展継続 ~
JIMTOFの前身は1954年に工業製品全般を展示する日本国際見本市でした。大阪と東京で毎年交互に開催されましたが、1962年に2年に一度開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に姿を変えました。当社はおかげさまで、日本国際見本市から出展を継続しています。JIMTOFにお越しの際は、ぜひ当社ブースまで足を運んでいただき、「かわら版見ています」と一声お掛けください。ほんの感謝の気持ちをお渡しできれば幸いです。数に限りがあり無くなり次第終了とさせていただきます。ご了承ください。

気まぐれですがつづく。
こぼれ話
~ お肉が割れる ~
アメリカ出張のできことです。宿泊したホテルの朝食は目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツなどの卵料理、ソーセージ、ベーコンが置いてありました。カリカリに焼けたベーコンをつかんだ時のことです。ベーコンの形が崩れることなく、空中でもピーンと姿勢を維持しているのでした。お皿に載せたベーコンは固まっていて、まるで凍っているようです。食べようとしましたが、フォークが刺さりません。無理やりフォークを押し込むと、ベーコンがバリンと割れたのでした。取引先のアメリカ人に聞いてみると、カリカリになるほどベーコンは美味しくなるとのことでした。翌朝、偶然にもカリカリベーコンの秘密を知ることができました。朝早く目が覚めたので、オープンと同時にレストランに入りました。ベーコンはこれから料理するというので、待っていると、ベーコンを鉄板に投げて焼き始めました。ベーコンに焼き色を付けた後に、ポテトを揚げている油の中にベーコンをいれました。カリカリの秘密はベーコンを油で揚げているからでした。

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