YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
■製品ニュース
ワイラー社
水準器の取り扱い開始
この度、当社はスイス・ワイラー社の日本総代理店となりました。ワイラー社は90年以上に渡り角度測定を追求してきた水準器専門メーカーです。耐衝撃性に優れた独自のセンサと、自動温度補正機能による信頼性の高い測定結果が、市場で高く評価されています。豊富なアタッチメントと測定項目に応じた専用ソフトウェアを組み合わせることで、様々なアプリケーションの精密測定に応えます。

■OGP耳寄り情報
OGP/QVI社
「SmartScope Vantage250」1台限りの特別価格キャンペーン
機械色の変更に伴い、旧カラーのOGP/QVI社製測定機Vantage250を特価でご提供いたします。1台限りになりますので、この機会をお見逃しなきようご検討くださいませ。

■ SmartScope Vantage250
各軸ストローク(mm) 300×150×200
TeleStar Plus TTLレーザ搭載
PC Windows10
新機種と同一仕様
詳細な仕様及び価格に関しては、各営業担当までお問い合わせください。
今年YKTかわら版で反響のあったこぼれ話を集めてみました。2011年8月初版から長かったようで早8年、2019年最後のかわら版102号を迎えることができました。今年YKTかわら版で反響のあったこぼれ話を集めてみました。かわら版の一年を振り返るとともに、皆様にとって来年が良い一年になりますように。
こぼれ話
~ 「5775の勘違い」 ~
ドイツの取引先営業マンの日本出張に同行した時のことです。南ドイツ生まれの彼は、脂がのっている40代。やる気に満ちあふれ、自分の製品はもっと売れるはずと鼻息も荒い方でした。日本食は、苦手なものもあるとのことだったので、選択肢が豊富なファミリーレストランでランチを食べました。食事を済ませ、そろそろ会計をしようかと席を立とうとしました。彼の方がここは支払いさせて欲しいと気遣いを見せ、テーブルに置かれたレシートを手に取ってくれました。レシートの金額をチラリと見た彼は驚きの声を上げたのでした。そんな驚くような価格の食事じゃないよなと思いながら、どうしたのか聞いてみました。すると、まるで、四つ葉のクローバーを見つけたように、このレシートの金額は、自分の生年月日と同じと言うのでした。金額は税込みで5775円。どうみても40代だと思いましたが、生年月日は1957年7月5日なのかと聞いてみました。
ドイツでは、一般的に数字は頭から日、月、年と読むとのこと。つまり、5775は5日7月1975年の44歳。
たかが5775ですが、このように勘違いが起こります。地域や国によって異なる文化や習慣があり、ドイツの商品を日本のお客さんへご使用いただくことは難しいことだなと、改めて思わされました。また、こういう異なるものがあるからこそ、ドイツで作られる機械は、日本とは違うものが生まれるとも思うのでした。
2年に一度の欧州工作機械見本市EMOが、いよいよ9月16日からドイツ・ハノーファーで開催されます。2年後のEMOはミラノ開催だと言われているので、この機会を逃すと次回のEMO ハノーファーは4年後の予定です。出張を予定されている方は、当社の担当営業までお声かけ下さい。現地で特長ある当社の取扱商品を紹介します。

こぼれ話
~ 今日、ママ来ない ~
海外出張に行くと、最初は慣れない現地の食事を食べることもありますが、数日すると日本食が恋しくなります。タイ出張で、やはり日本食が恋しくなって同僚と日本食レストランに行ったときのことです。そのレストランはオーナーこそ日本人のようですが、従業員は全て現地の方々で、日本人客が話す日本語に奮闘しながらも注文を受けてくれるところでした。シャンディガフというビールとジンジャエールを混ぜたカクテルが好きな私は、注文できるか聞いてみました。そんなのないという反応なので、ではビールとジンジャエールを別にくださいと頼みました。残念ながらジンジャエールもないとのことだったので、結局ビール瓶とグラス1つ、あとスプライトを頼むことにしました。氷入りのグラスにスプライトが注がれていても面倒なので、「缶のまま」と頼みました。自分でグラスにビールを注ぎ、好みの量のスプライトを缶から直接付け足すつもりでした。
注文をとってくれたタイ人のおばさんは、しばらく考えて、申し訳なさそうに日本語で話してくれました「今日、ママ来ない」。
全く予期しない返答だったのでテーブルは一瞬静まりかえり「いや、ママは頼んでない」と返しました。
外国語の分からない単語や会話に接すると、その場の雰囲気や相手を見て想像力を働かして回答することがあります。タイ人のおばさんは私たちを見て、このおじさん達はきっとママと会いたがっていると気を利かし、「缶のまま」と聞かれ、「今日、ママ来ない」と回答をしてくれたようでした。
ママを導いた言葉はやはり「缶のまま」でしょう。変化形はきっと「かんのまま」→「かんまま」→「カムママ」→「ママカム」→「mama come?」

こぼれ話
~ 「農家のジョーク」 ~
おやじギャグを聞かされ、反応に困ることがありますが、おやじギャグは、日本だけのものではないようです。先日、ドイツの取引先の方と夕食したときのことです。お腹もふくれたので、デザートに抹茶とお饅頭を注文したところ、上品な椀で抹茶が運ばれてきました。心を落ち着かせ、抹茶を口に含もうとした瞬間でした。ドイツの方が「Thank you very maccha(抹茶)」と突然、言うのでした。反応に困り苦笑いをしていると。これはドイツ語でDer Bauerwitz(デア バウワーヴィッツ)というとのこと。農家のジョークという意味で、日本ではおやじギャグにあたる言葉のようです。日本だけではなく、ドイツでもおやじギャグがあるんだなと感心しました。今度、おやじギャグを言われたら、バウワーヴィッツ(農家のジョーク)と言ってやりましょう。いや、言われるかもしれませんね。

こぼれ話
~ 「スイスで禁断の初体験」 ~
スイスにいくとワインを飲むことが多いのですが、この間の出張ではまだ飲んだことのないお酒を味わうことができました。取引先の方の薦めもあり、「禁断のお酒アブサン」なる変わったお酒があるとのことで注文してもらいました。すると、液体の入った不思議なモニュメントがテーブルに到着。

なにが起こるのかと見ていると、モニュメントの正体は給水機で、一緒に運ばれてきたアルコール度数40度を超す薬草系のリキュール「アブサン」で利用するものでした。
アブサンを入れたグラスの上にアブサンスプーンと呼ばれる専用のスプーンを載せ、スプーンに角砂糖を載せて水を垂らします。

透明なマスカット色のリキュールに砂糖が溶けた水が混ざると、白く濁っていきます。

砂糖の甘さと薬草の苦みと爽やかなハーブの後味がしました。味は別にして、初めての体験でしたので楽しめました。アブサンはスイスで古くから食前酒として飲まれたお酒で、ワインより安価でアルコール度数も高いため中毒者が増え、一度禁酒になりました。ゴッホ、ピカソなどの芸術家が愛した酒ともいわれ、アブサンに含まれる香草の成分が脳の神経系に影響を及ぼし、感性を刺激すると言われたようです。不思議とやるなと言われるとやりたくなるものです。スイスに行ったら、禁断のお酒アブサンをお試しあれ。
こぼれ話
~ あれ?フランス語の自動応答だ。 ~
多くのビジネス処理はメールだけで完結できることもありますが、やはり電話で話した方がいいという場面もあります。
スイス、ドイツ、アメリカの海外の取引先に電話をする場合、時差を頭にいれながら電話をしなくてはなりません。時差が8時間のスイス・ドイツは、日本の夕方になると朝の業務がスタートします。時差が14時間のアメリカ東部は少し大変で、日本の深夜か早朝がアメリカの朝か夜です。
先日、今日もそろそろスイスに電話をしようと、日本時間の19時過ぎに電話をしました。8時間の時差ですから、スイスは昼前の11時過ぎのはずです。ところが、しばらく電話で呼び出した後に、フランス語で自動応答が流れ出しました。今日は祭日だったかなとスイスのカレンダを見ましたが、そうではないようでした。
フランス語が得意な同僚に自動案内を聞いてもらいましたが、今はお昼なので13:15にまた電話をしてくださいとの内容でした。電話した4月2日は、すでにサマータイムが開始され、時差は7時間になっていました。
ドイツでは毎年3月最後の日曜日の午前1:59の次に2:00でなく3:00に時計の針が進みます。
ドイツ滞在中に冬時間から夏時間に変わる日を過ごしたことがあります。1時間寝不足で目覚まし時計に起こされ、なにごともなかったように街中の時計がしっかりと夏時間になっていたことに驚きました。夏時間になった最初の朝は寝不足になりますが、サマータイムが終わる10月最後の日曜日は、時計の針を1時間戻すので月曜日の朝はいつもよりゆっくりできます。
その時にまたドイツにいれば失ったものをしっかりと取り戻すことができます。今年は10月27日に夏時間が終わるので、このタイミングで現地にいたら、朝はゆっくりできサマータイムを体感できます。
欧州の風物詩の1つでもあるサマータイムですが、2021年をもって廃止することが先月欧州議会で可決されました。廃止の理由の1つに寝不足もあったようです。加工だけでなく体にも基準は変わらない方がいいみたいですね。

■展示会情報
2020年1月15日(水) ~ 17日(金)
第34回エレクトロテスト ジャパン

期間 : 2020年1月15日(水) ~ 17日(金) 10:00 ~ 18:00(最終日は17:00まで)
会場 : 東京ビッグサイト(西・南展示棟)
ブース位置 : 西1ホール、小間番号W2-002
AI搭載型外観検査装置、組立工程品質管理システム、高速高精度全自動測定システム、Bluetooth搭載デジタル水準器等品質管理の効率化に貢献する製品を展示します。
■組立品質管理支援システム Wing Vision製AZVision
高性能カメラとタブレットに組み込んだ独自開発のソフトウェア「メッシュマッチング」で品質管理を行う、シンプルで使いやすい画像検査ユニットです。作業者ごとに画像検査・完成数カウント・時間計測+履歴の保存を行います。

■AI搭載型外観検査装置 Wing Vision製PRECISION EYE
AIによる自動データ作成機能を搭載した外観検査装置です。目視検査の自動化・省人化を実現し、コスト削減や不良品流失防止に寄与します。また、検査工程で求められるトレーサビリティの確保にも対応します。

■高速高精度全自動測定システム VIEW/QVI製 Pinnacle 250
「測定速度」と「測定精度」における頂点を極めた非接触三次元測定機シリーズ。ハード・ソフトともにユニークな機能を満載し、高次元の全自動測定を可能にします。

■デジタル水平器 Wyler製Clinotronic S
複数の接触面で広角度を高精度測定。感度5秒、測定範囲±45度で+/-の反転なく平行度の測定に対応するデジタル水準器です。環境で使用できる硬質アルマイト処理されたカバーを採用。スマートフォン・タブレットの測定値の表示対応。

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