YKT株式会社

YKTかわら版

YKTかわら版
明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍において、無観客の中東京オリンピックが開催され、日本選手の活躍もあり盛り上がりを見せ、無事に閉幕しました。
国内のコロナ感染も沈静化に向かうように思われましたが、オミクロン株が急速に感染拡大しています。新型コロナとの共生も3年目も迎え、不自由な状況が続くと思われます。
このような環境下ではWEBでのコミュニケーションがさらに重要となって来ると考えています。今後も、YKTかわら版をさらに充実させ、皆さまにお役立ち情報を発信し続ける所存でございます。
今年も一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 井元 英裕
■オンライン技術講演情報
精密工学会 講習会 「放電加工と電解加工の基礎と最新動向」
「ペムテック社精密電解加工機の最新事例紹介」をオンライン講演

難削材・高硬度材・超硬の切削・放電が苦手な材質の加工に電極消耗のないペムテック社の新技術を紹介
開催期間:2022年2月14日(月)~3月4日(金)
申込締切:2022年2月28日(月)
講演題目:ペムテック社精密電解加工機の事例紹介
講演内容:難削材・高硬度材の切削・放電が苦手な材質の加工に精密電解加工が注目されています。電極消耗がないため、ミーリング、ブローチ、放電加工からの置き換えで工具コストを大幅に抑え、製造工程の革新的な時間短縮と効率化を図ることのできるPEMTec社の新技術について紹介します。
このたび、公益社団法人 精密工学会の主催で「放電加工と電解加工の基礎と最新動向 ~ 電気加工の最前線 ~」のテーマで講演会を開催します。
放電加工や電解加工といった電気を使った加工技術は,被加工物と直接接触せずに加工できることに特色があり、近年では金型産業や宇宙・航空産業で欠かせない技術となっています。さらに最先端のEV分野においてもその重要性が知られており、静かなトレンドとなりつつあります。
本講習会では、電気加工の研究分野を牽引する第一人者から放電加工と電解加工の両方について基礎および将来動向や先端研究について解説します。これはオンデマンド形式のオンライン講習会で、期間内ご都合のよろしい時間に繰り返しご視聴いただけます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
講演会のご案内はこちら
https://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/course/421.pdf
■製品ニュース
エタロン/ヘキサゴン社
ツールエンジニアにX-AX LASERBARの記事が掲載
エタロン/ヘキサゴン社 「ツールエンジニア」に工作機械キャリブレーションシステムX-AX LASERBARの記事が掲載
工作機械の精度管理を一台で担うオールインワンキャリブレーションシステム『エタロン・レーザバーでマシニングセンタの精度試験・校正を内製化』
一部抜粋:
ものづくりの現場では、作業の効率化を進めることで無駄な工程を排除し、人員を削減する省人化が求められている。それゆえ、部品の機械加工を担うマシニングセンタを高精度に維持・管理する必要性が高まっている。加工された部品は測定され、誤差分の追加工が行われ、公差に入るまでその作業が繰り返される。加工機の高精度化は、これらの工数を省き、作業員の依存を低減することができる。

■製品ニュース
ロロマティック社
CNC工具研削盤 GrindSmart630XWの事例紹介

今月はGrindSmart630XWの加工事例をご紹介します。5軸制御の工具研削盤が多い中、ロロマティックの特長の一つである「6軸制御」を踏襲。特別な砥石角度の成形不要で、エンドミル外周刃エキセントリックレリーフの加工では、研削ポイントを一定にしてかつ工具を砥石真下に位置させ、下側から支えるガイドにより工具の振れを抑えた精巧な研削面に仕上げます。
・刃径0.6mmの2枚刃ネック付きボールノーズエンドミル
無人運転下でも40本連続加工で、R精度は0.0015mm以内に維持されています。

4枚刃総形工具、シャンク径10mm

■QVI耳寄り情報
OGP/QVI社
OGP/QVI社製測定機の操作トレーニング講習
前担当者から引継ぎが上手くなされていない、カメラ以外のセンサーが付いているものの使い方がわからない、独学で操作してきたが、正しい使い方を学びたい等、せっかくの測定機を上手く活用できていない方々へトレーニング講習のご案内です。
当社専任スタッフが訪問、もしくはお客様にデモンストレーションセンターにお越しいただきトレーニングを実施します。対象ワークにて実践的な操作方法のアドバイスも可能です。ぜひ担当営業へお問い合わせください。

■製品ニュース
ワイラー社
角形デジタル水準器Clinotronic Sのワイヤレスのレベル出し
新規設備された工作機械で発生する初期の誤差の多くは機械のレベル出しが正しく行われていないことに起因します。一般的な機械は6点でレベル出しをしていることが多く、四隅で水平を出し、残りの2本は補助的に重量を支え、水平を維持します。
Bluetooth搭載の角形デジタル水準器Clinotronic Sを5台と角度モニタリングソフトウェアwylerCHARTを利用し、ワイヤレスで射出成型機のレベル出しをする事例です。


wylerCHARTと組み合わせることで、それぞれの水準器の傾きをリアルタイムで確認することができます。同時に最大7台の水準器までBluetoothでPCにデータを取込むことができます。これまで、複数の作業員を要した据付作業を、1人で対応することも可能となり、手書き・手入力不要でデータ管理ができます。
■製品ニュース
インデックス社
ATC型複合加工機 G420の加工サンプルをご紹介
インデックス社 ATC型複合加工機の自動車部品の加工事例を紹介
徐々に販売台数が伸びている電気自動車のEVですが、モータに利用されるロータシャフトの事例を紹介します。G420はロータシャフトを最大3~4箇所の同時加工により、サイクルタイムを大幅に短縮します。標準工具によるテーパ加工が可能で、要求精度が厳しいギヤも僅か6分でワンチャック全加工します。


■オンライン展示会情報
2022年2月16日(水) ~ 3月11日(金)
Panasonic Factory Solution Conference

期間 : 2022年2月16日(水) ~ 3月11日(金)
会場 : パナソニックオンラインイベント会場
主催 : パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
参加方法 : 完全招待制(メールにてお問い合わせください)
■展示会情報
2022年2月21日(月) ~ 26日(土)
台北国際工作機械見本市(TIMTOS x TMTS)

期間 : 2022年2月21日(月) ~ 26日(土)
ブース位置 : TaiNEX 2 (南港展示ホール2 T0210)
台湾の台北で開催される工作機械見本市にYKT(Taiwan)が日本の製品を展示します。
出展製品情報:
-スズキプレシオン 日本 4倍速スピンドル
切削加工業者が開発したCNC自動旋盤用4倍速スピンドル「アイビー・スピンドル」。回転数を4倍にし、今までCNC自動旋盤で成しえなかった高速切削加工を実現します。小径エンドミル加工、ドリル加工を最適化する倍速ユニットです。

-フィルプラス 窓クリンフィルム

工作機械での加工時に切削液などが透明窓に飛散し視認性を悪化させる。
ここに窓クリンフィルムを貼れば視認性を大幅に改善することができます。

-Cyber RC CNC5軸工具再研削盤 Gristar Multi 5 axis
ドリル、エンドミル、タップ、リーマをはじめ、様々な切削工具の研削が1台で可能です。抜群の操作性と省スペースボディはそのままに、多種多様な切削工具への対応と高精度化を実現しました。

こぼれ話
~ 「「ニッケゥ」と「ニッケゥクォム」」 ~
海外の取引先の現場に行くと、理解できない単語を耳にする機会があります。フランスの取引先でのことです。「ニッケゥ」と「ニッケゥクォム」という単語が聞き取れました。
きれいに加工できたものを見て「ニッケゥ」、もっときれいにできたものを見て「ニッケゥクォム」と言っているようです。どういう意味か聞いたところ、フランス語ではすごくキレイな状態を「ニッケゥ」、ニッケル(nickel)と表現するみたいです。
そしてさらに良い状態を「ニッケゥクォム」、ニッケルクロム(nickel chrome)と言うみたいです。
ニッケルやニッケルクロムの表面の光沢からそのように言うようになったらしいですが、工業の業界用語ではなく、普通に日常でも使えるようです。聞いた限りではスイスフレンチでも通用するようです。今度、スイスに行く機会があったら、車に乗せてもらうときに、Your car looks「ニッケゥクォム」と言ってみるつもりです。通じるとよいのですが。


左:「ニッケゥ」
右:「ニッケゥクォム」
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