Episode-2
転換期を迎えたYKTに必要なのは、
新しいチカラ。
新商材の担当者としての充実した日々。
私が所属する電子機器課の主力商材は、機械の中の基板に米粒よりも微小な部品を載せていく実装機です。しかし、私は今、実装機そのものの営業はあまりしていません。現在の主な担当は、実装機の周辺商材です。一枚の基板を完成させるためには、実装機だけでなく多彩な周辺機器が必要で、それらによって一連のラインが構成されています。ちなみに、入社2年目の私が初めて受注したのは検査機でした。これは、部品が正しく搭載されているかを人の代わりに確認する機械です。
YKTでは現在、今まで扱ってこなかった商品にも積極的に関わっていこうという動きがあります。私が担当しているのが自動倉庫です。これは、お客様の生産ラインに関わる何千種類、何万種類とある小さな部品を作業者の「これが欲しい」という入力に応じて、自動で倉庫内からピックアップしてくれるシステムです。お客様からの需要はありつつも、今まで弊社では扱っていませんでしたが、私が担当者となって自動倉庫の販売に取り組むことになりました。
自動倉庫は中国製なのですが、「実物を見て学んでほしい」と上司に言われ、台湾と上海に出張し、貴重な勉強をさせていただきました。事あるごとに、上司からは「新しいことは新しい人がやったほうがいい」と言われています。入社2年目にもかかわらず、海外出張のような機会を与えられ、楽しく仕事に取り組むことができています。言葉をかけてくれた上司の期待に何とか応えたいと思っています。
Episode-3
人生における経験値を上げていきたい。
いつか海外駐在にも
チャレンジできたら。
私自身の人生の目標は「いろいろ経験して、人としての経験値を上げる」というものです。今回のような新商材の担当もそうですし、将来は海外駐在もしたいですし、せっかく英語を学んできたので、世界を股にかける仕事がしたいという思いもあります。海外メーカーと交流のある会社を選んだことは、つくづく自分にとって良い選択だったと思っています。実際に今、こうしてチャンスを頂けているわけですから。
新商材の担当になるように背中を押してくれた上司は、私が特に尊敬している方です。この上司も経験を大切にする考え方を持っていて、その影響で人生における経験値を追求する考えが固まったような気がします。海外駐在は大変なことも多いとは思うんですが、いつかチャレンジしたいと思います。