KawarabanYKTかわら版
YKTかわら版 第177号
Contents目次
JIMTOF2026出展機特集1 ~サーフエッジ 全自動切削工具ラッピング装置 AUTO24~
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10月26日(月)から10月31日(土)の6日間、東京ビッグサイトにて日本国際工作機械見本市(JIMTOF)が開催されます。
当社は工作機械・測定機を中心とする45小間を構え、世界の最先端機械をご紹介します。

工具製造工程の自動化を推進する 全自動切削工具ラッピング装置AUTO24を出展予定です。作業者の依存度が高いラッピング工程を自動化し、AMR(自律走行搬送ロボット)を組み合わせることで、省人化と無人運転を実現します。
JIMTOF2026出展機特集2 ~オージーピー マルチセンサ三次元測定機 Mシリーズ~


スマートスコープの新世代モデル「Mシリーズ」を、JIMTOFにて出展予定です。
本シリーズには、従来機と比較して圧倒的に高速な倍率変更を可能にし、鮮明さを損なうことなく拡大表示できるデジタルズーム機能「バーチャルズーム」を搭載しています。これにより、従来比で大幅な測定時間の短縮を実現し、多くのお客様からご好評をいただいています。
さらに、全倍率においてテレセントリック状態を維持することが可能です。旧型モデルと比べて高い解像度と広い視野を備えており、複数形状を同時に測定することで、測定精度の向上と測定業務の効率化に貢献します。

パナソニックコネクト プラズマクリーナー PSX307のご紹介
接着・実装前工程の品質安定化を目的としたプラズマ表面処理装置のご紹介です。表面の汚れや有機物を除去・改質することで、後工程のばらつきを抑え、安定した接合品質をサポートします。

主な特長:
- 接合不良のリスク低減
プラズマ処理により表面状態を整え、ワイヤーボンディングや樹脂工程での密着性を安定化します。 - 処理状態を監視し品質を維持
Panasonic特許技術のプラズマモニターにより、放電状態を監視。異常の兆候を検知し、基板へのダメージを抑えます。 - 生産性とライン適合性
複数基板の同時処理に対応し、ローダー・アンローダーとの組み合わせで自動搬送ラインにも対応可能です。
おすすめの導入シーン:
– 接着・実装品質のばらつきに課題がある工程
– 後工程不良の低減を目的とした前処理見直し
– 自動化・省人化ラインへの装置組み込み
こぼれ話 ~「ライオンの刺身」? 北京で出会った不思議な日本語~

昨年の12月に北京を訪れた際のことです。海外を訪れる楽しみのひとつに、街中で見つける“ちょっと不思議な日本語”があります。日本食レストランのメニューやお菓子のパッケージを眺めながら、思わずくすっと笑ってしまう表現を探すのが、毎回の密かな楽しみです。
ところがここ数年は、AIや翻訳アプリの精度向上の影響か、以前のような大胆な誤訳に出会う機会が減ったように感じていました。少し寂しく思っていたのですが、日本食レストランで、久しぶりに心躍るメニューに出会いました。


メニューを開くと、見慣れたはずの日本語が、どこか少しずつずれた形で並んでいます。
「きゅうりに味噌をつける」「三文魚の頭を焼く」「タコの汁をすくう」「竹林でタケノコを手で向く」――料理名というより、調理工程のような文章が定期的に登場します。読み進めていると、さらりと“ライオンのお刺身”まで現れ、思わず視線が止まりました。


さらに、中国の高級スープとして知られる「佛跳牆(ふっしょうたん)」は、日本語では「仏跳壁」、英語では “Buddha jumps over the wall” と訳されていました。佛跳牆はアワビやナマコ、干し貝柱などを長時間煮込んだ福建料理で、「あまりの香りの良さに、修行中の僧侶ですら塀を飛び越えて食べに来た」という逸話が名前の由来とされています。由来を知れば納得なのですが、その訳だけを見ると、どんな料理なのかはなかなか想像がつきません。
翻訳技術の進歩に助けられる場面は多いものの、どこか惜しくて思わず笑ってしまうような表現に出会うと、なぜか少しうれしくなります。便利になるのはありがたい一方で、こんな面白さがなくなってしまうのは少しさみしい。技術の進歩も、ほんの少しだけゆっくりでもいいのかもしれない――そんなことを思った、出張でのひとコマでした。
